-- MiEVモニタ --
こちらはVer1.0(先行頒布の方でバージョンアップをされていない方専用)のSDカード設定方法です。
Ver1.1以降は、
Ver1.1以降のSDカード設定方法をご覧下さい。
マイクロSDカードによる各種設定
マイクロSDカードで各種設定やオープニング画像の設定が行えます。
オープニング画像の設定
マイクロSDカードのルートにlogo.jpgをコピーすれば、愛車の写真など任意の画像が表示できます。
画像フォーマット JPEG
画像サイズ 320x240ドット
(画像サイズが大きいと表示が途切れます。また、大きすぎますとMiEVモニタが起動いたしません)
サンプル画像
車種および機能設定
setting.txtをメモ帳にて編集していただくと機能を変更できます。
setting.txtの内容
1 , 0 , 46 , 10 , 35 , 299 , 0 , 1 , 1 ,0 ,0,0,0,0,0,0
車種,ログ保存,温度赤色表示,温度青色表示,電流赤色表示,セル電圧注意,AC消費,km/%計算,充電秒表示,バックライト
車種
0=M/10.5kW(SCiB)
1=G/X/BASE/16kW(LEJ)
ログ保存
1=有り
ログファイルを作成するかどうかの選択です。
ログファイルを作成ありにするには、MiEVモニタの電源をEVコントロールリレーに接続するか、常時電源としてください。
ログについては下記参照
温度赤色・青色表示
整数
温度表示のバック色を変更する温度を入力します。
LEJ電池の場合、SDカードが無い場合、赤色は46℃、青色は10℃となります。
SCiB電池の場合、赤色表示はこの設定によらず、以下の通りとなります。
〜39℃(CHAdeMO最大 125A)
40〜44℃(CHAdeMO最大 100A)
45℃(CHAdeMO最大 80A)
46℃(CHAdeMO最大 70A)
47℃(CHAdeMO最大 60A)
48℃以上(CHAdeMO最大 50A以下)
(CHAdeMO充電電流はバッテリモジュール最高温度での規制電流となります。温度以外にも要素がありますのであくまでも目安としてください)
セル電圧注意
100倍
セル電圧の電圧注意色(黄色)の電圧入力します。
LEJバッテリーの場合は、2.99Vが妥当だと思いますので、299と100倍の値を入力します。
SCiBの場合、バッテリーセルバランスがそこまでずれる前に亀になりますので、特に必要はありません。(0でOKです)
SDカードが無い場合、0Vとなります(注意表示はしません)
AC消費(エアコン+ヒーター消費電力)
0=今回消費電力
1-5 平均時間(分)
km/%計算
0=なし
1=電費km/%
電費計算については、下記の項目を参照ください。
バックライト
0=無通信時もON
1=無通信時はOFF
常時電源に接続した際に使用します。
EVECUとの通信が途絶したときに一定時間後バックライトが消灯します。
・1(消灯)にすると、一定時間後ACCでもバックライトが消灯します。
・1(消灯)としても内部的には動作していますので、あまり使用しない車両では補機バッテリー上がりにご注意ください。
・1(消灯)としても、左ボタンを押すか、キーをON状態とすれば、画面表示は戻ります
充電秒表示
0=充電時間表示を10秒ごとにします。
1=充電時間表示を1秒ごとにします。
MiEVモニタで充電時間を計測した際の秒数となります。
実際の充電料金は、充電器準備時間(認証や絶縁試験等)もあり課金時間とは一緒にならない可能性もあります
電費計算について
車がREADY(キーON)になってからREADY(キーON)を切るまでの間の電費計算を行います。
走行距離Aと使用した電池容量Bを見て、1%で何キロ走ったかを表示します。
km/kWhですとバッテリーの総容量が減ったときに計算通りとならないためです。
電費を活用すると、下記のような状況でも簡単な計算で必要な充電率(SOC)を算出できます。
Q:現在の充電率(SOC)50%、充電予定スポットまであと30km。
電費1.2km/%の場合、充電予定スポットに充電率(SOC)何%で到着できる?
A:これから30kmで・・・30km÷1.2km/%=25%消費する。
現在の充電率(SOC)が50%なので・・・50%−25%=25%
ということで、充電予定スポットには、充電率(SOC)は25%で到着する。
Q:50km先の充電予定スポットに充電率(SOC)20%で到着したい。
電費1.3km/%の場合、充電率(SOC)何%まで充電すれば充電を中断できる?
A:50km走るのに必要な充電率(SOC)は・・・50km÷1.3km/%=約39%
充電率(SOC)20%で到着したいので・・・39%+20%=59%まで充電出来れば充電を中断できる。
・走行距離とバッテリー使用量で計算しております。
キーON直後は、計算が出来ないので、---表示となります。
オドメータに変化があったときに計測リセットをかけ、そこより1km走った後からのデータが有効になりますが、
概ね、10km程度走って頂かないと有効データの誤差が大きくなります
例:12345kmでキーONした場合
odo-km SOC 表示値(km/%)@ A/B
12345 99.5% --- 0/0
12346 99.0% 0.00 0/0 ここから計算開始となります。
12347 98.0% 1.00 1/1.0
12347 97.5% 0.66 1/1.5 走行距離が少ないと誤差が多いです。
12411 43.5% 1.17 65/55.5
マイクロSDカードログ機能について
ログファイルを作成するには、MiEVモニタの電源をEVコントロールリレーに接続するか、常時電源としてください。
(マイクロSDカードのファイルが壊れる可能性があります)
ファイル名について
マイクロSDオドメータの下2桁をゼロにしたファイル名+.csvで保存しています。
プレーンテキストのCSVファイルですので、Microsoft Excel等での加工が可能です。
34567km → 34500.csv
123456km → 123400.csv
・データ形式について
データは1000ms(1秒)ごとに保存しています。
M5Stackは時計機能は無いので時刻は保存しておりません
オドメーター,車速,バッテリー電圧,バッテリー電流,残SOC,走行可能距離,最高バッテリモジュール温度,最低バッテリモジュール温度,最高バッテリーセル電圧,最低バッテリーセル電圧,キー位置と充電種別
68098 , 14 , 304.2 , 33.2 , 99.0 , 104 , 15 , 13 , 2.61 , 2.59 , 4
68098 , 17 , 304.2 , 35.0 , 99.0 , 104 , 15 , 13 , 2.60 , 2.60 , 4
68098 , 20 , 304.7 , 27.1 , 99.0 , 104 , 15 , 13 , 2.61 , 2.60 , 4
・車速や走行可能距離が255の場合は、測定不能です。(充電中の場合など)
・バッテリー電流がマイナスの場合、充電(回生含む)です。
・キー位置と充電種別
0= off
1= acc
2= IG-ST
3= ON
4= READY
+100 = CHAdeMO充電中
+200 = 200/100V充電中
デフォルト設定データダウンロード
出荷時のデフォルト設定データです。
車両乗り換え等の時にご利用ください。
(右クリックして保存してください)
Ver1.0
LEJ(ベースモデル、G、X、16kWh)用
SCiB(M、10.5kWh)用
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