-- MiEV Monitor Mini --



M5 AtomS3を使用した三菱自動車i-MiEV/MINICAB MiEV用モニタです。

※頒布品MiEVモニタではありません、またMiniは頒布の予定もありません。
完成品をお求めの方は、頒布品MiEVモニタをお求め下さい。
本記事は自作できる方への情報提供となります。



MiEVモニタの派生品として、バッテリーSOC、バッテリー総電圧、バッテリー電流のみを表示する(材料費が)安価なモニタを作成しました。
※本記事はスキルのある方むけの記事です。
(VisualStudio Code とPlatformIOで開発環境をインストール、プログラムの修正・コンパイル・転送が出来る程度を想定しております。)

尚、車両に接続する際の故障等は自己責任でお願いいたします(特に車両がREADYのときにCANケーブルの挿抜を行うとCANユニットおよび車両コンピュータの故障、ダイアグエラー等の可能性があります)
CANのPID情報は私からは開示できませんので、よろしくお願いします。


必要な機材等

M5 AtomS3 (SKU:8670/C123)
M5Stack用CAN-BUSユニット(CA-IS3050G) (SKU:6618/U085)
commモジュール→OBDコネクタ接続ケーブル(自作)
USBtypeC 給電用カーチャージャー等
VisualStudioCode + PlatformIO 開発環境

ケーブルの作成および接続

(画像クリックでpdfを表示)
回路図に従ってケーブルを作成します。

開発環境、ソースファイル

M5stackAtomS3に必要なVisualStudioCodeoおよびPlatformIOのインストールは完了していると想定しております。
ライブラリは、M5Unifiedを利用しております。
(PlatformIOを使用の場合、不足しているライブラリはネットワークより自動的にインストールしますので、特にインストールする必要は無いと思います。)

ソースファイル
mievmonitor_mini100.zip(Ver.1.00)(右クリックでファイル保存をしてください)

以下のバージョンのツール・ライブラリで開発、検証しております。
Visual Studio Code 1.80.1(windows x64)
PlatformIO (Core 6.1.9、Home 3.4.4)
M5Stack AtomS3
M5Unified@^0.1.7


使い方

特に操作等はありません。
正常に接続されていれば、バッテリー残SOCとバッテリー総電圧、バッテリー電流を表示します。



その他

ソースファイルを公開しておりますので、他車種などへの応用していただけると嬉しいです(その際は、教えていただけると嬉しいです)

ATOM CANBus Kit (CA-IS3050G) (SKU:スイッチサイエンス未発売/K057)を利用の場合、付属のATOM liteをATOM S3に変更の上、minimonitor_mini.cppの

// CAN-BUSモジュールの場合
#define CANRX_PIN 1
#define CANTX_PIN 2

をコメントアウトして、

// CAN-BUS HATの場合
//#define CANRX_PIN 6
//#define CANTX_PIN 5

をコメントを削除すれば使用できるようになると思います。

連絡先

Twitter naka_mobile または、 Twitter ev_MiEV または、e-mail(i-mievあっとまーくi-miev.jp)までお願いします。



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