公式ページが不完全だったり、他のブログ等に間違った情報が流れているようなのでまとめてみます。
(間違っていたり変更があった際は随時修正します。)
公式ページがまとめきれてないのは非常にまずいですよね。(約款のリンクがトップから張られてなかったり、毎晩充電し放題の約款もおかしな点がありますし。)
※アフィリエイトでも宣伝でもありませんので、今回はみんカラ内自ブログ以外にはリンクは貼らないでおきます。
(みんカラ運営さま その点よろしくお願いいたします。)
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2022年(令和4年)冬期実施についてです。
・ダイナミックプライシング実証実験とは?
EV/PHEVの充電を固定時間ではなく、電力が余ってる時間帯に充電しようという取り組み
電力が余ってる時間帯はEVの充電のみ無料(ただし、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金、CO2フリープランは非化石価値が別途掛かります)
・ダイナミックプライシング実証実験に参加するには?
まちエネのサイトから加入できます。
電力契約をまちエネに変更する必要があります。(現在の電力契約によっては逆に高額になる可能性があります。)
「毎日充電無料プラン」へ変更が必要です。(ダイナミックプライシング実証実験の申し込みで自動的に変更になります。)
・ダイナミックプライシング実証実験の期間は?
約款上は2022年12月26日 から 2023年1月31日
お知らせ文章上・モニタ募集ページはお手続き完了後〜2023年1月31日
実証事業期間(約款上) 2022年12月26日から2023年1月31日
無料充電時間帯の変動期間 2023年1月13日から 2023年1月31日まで
計測機器設置義務期間(約款上) 2023年3月31日まで
・・・日付がごちゃごちゃでいろんな文章を見ないとまとまってないので判りにくいですね。
実際はこんな感じだと思います。
@検針日(プラン自動切り替え)→計測機器の取り付け
プラン切り替え日から計測機器の取り付け日までは一旦従量扱いになります。(毎日充電無料プランに必須な計測機器が取り付いていないため)
計測機器の取り付けが完了した翌日に無料充電の開始。(これ以降毎日充電無料プランになり、みなし電力量とはなりません。毎晩から変更した場合、無料充電時間帯は変わらずAM1:00からAM5:00)
A実証実験開始(2022年12月26日)
毎日充電無料プランのまま特に変更はありません。(AM1:00からAM5:00でEVの充電のみ)
B無料充電時間帯の変動期間(2023年1月13日から 2023年1月31日まで)
メール・LINEで通知が来る変動時間帯が無料時間帯となります。(AM1:00からAM5:00ではなく変動となります。)
C計測機器設置義務期間(2023年2月1日から2023年3月31日まで)
Aと同じく充電無料時間帯がAM1:00からAM5:00になります。
計測機器の取り外しは出来ません(内部電源もONとする必要があります。)
毎晩充電し放題!プラン(みなし料金)への変更が可能です。
他社への変更で違約金発生については不明(他者に変更しても計測機器設置義務は残るとあるので、計測機器を設置していれば良いのかもしれない。)電気契約の解約は不可だと思います。(撤去と同じ扱いになるため)
D計測機器設置義務期間終了(2023年4月1日から)
計測機器の取り外し・内部ブレーカOFFが可能となりますが、プランを毎日充電無料プランから他のプランもしくは他社に移す必要があります。
計測機器を取り付けておいて毎日充電無料プランのまま継続することも可能です。(手続きしなければ毎日充電無料プランになります。ただし、毎日充電無料プランのままの場合2023 年 2 月検針分の電気料金以降、充電使用量計測機器の通信費として、660 円(税込)が課金されます。
毎日充電無料プランのままであればEV充電のみなし料金が適用されないので従量制電力と変わらない)
計測機器の取り外しは実費です。(取り付けたまま他プランへ変更、他社に移動することも可能です)
計測機器は次年度の実証実験が有った際はそのまま利用できます。(昨年度実績より)
・「毎晩充電し放題!プラン」と「毎日充電無料プラン」の違いは?
毎晩充電し放題!プラン
毎晩AM1:00〜AM5:00までは充電無料(ただし、燃料費調整額(上限は撤廃されてますので注意ください)と再生可能エネルギー発電促進賦課金、CO2フリープランは非化石価値が別途掛かります)
無料額は充電を行ったとみなした「みなし額」となりますがあまりに使用量が多い場合、通告の上解約等のペナルティがあります。
(
「みなし料金」というものが課金されるというブログがありますが、そのようなものはありません)
(勘違いをしておりました。無料時間帯以外の利用分を無料時間帯に按分したみなし電力量が課金されます。無料時間帯以外での電力利用を少なくすればみなし電力料金も少なくなります)
三段階料金の計算について、無料時間帯のEV充電
も含めた料金になります。については三段階料金には含まれないようです。(有料時間帯は三段階料金に含まれます)
計測機器の取り付けは基本的に不要です。(令和4年度実証実験に参加した場合、3月31日までは取り外せません)
毎日充電無料プラン
無料充電時間帯の変動期間外→毎晩AM1:00〜AM5:00までは充電無料、ダイナミックプライシング実証実験期間内はメール、LINE等で通知された時間帯(4時間)が無料。(ただし、燃料費調整額(上限は撤廃されてますので注意ください)と再生可能エネルギー発電促進賦課金、CO2フリープランは非化石価値が別途掛かります)
無料額は別途取り付けたEVの使用電力量計測機器により計測します。無料時間帯に充電以外で利用した電力は電力量により課金されます。
三段階料金の計算について、無料時間帯のEV充電
も含めた料金になります。については三段階料金には含まれないようです。(有料時間帯は三段階料金に含まれます)
2023 年 2 月検針分の電気料金以降、充電使用量計測機器の通信費として、660 円(税込)が課金されます。(New)
・計測機器とは何?装置の写真はないですか?
60Hz地域の場合、エネゲート社製(関西電力子会社)の計測盤で内部に電力量計、電力量インターフェース、通信機器が入っています。
計測機器には鍵が掛かっており、需要家は基本アクセス・改造禁止です。
私のブログに写真を載せています。
お知らせ文章
https://blog.machi-ene.jp/announcement/release/20220913
モニタ募集ページ
https://www.machi-ene.jp/dp-lp/202209
約款
https://www.machi-ene.jp/hubfs/dp/2022/agreement_winter.pdf