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2020年07月30日

caniOn for Citroen C-Zero/Mitsubishi i-MiEV/Peugeot iOn(その5)


i-MiEVの充電曲線データを拾うために、caniOnのログデータを拾ってみました。

caniOnは生データをデータベースとして作成しますので、そのデータを解読すれば使用状態(充電状態や運転状態)を確認できます。

1.caniOnを停止させ、スマホ内部メモリのBT_CANフォルダにあるbtcan.dbをパソコンにコピーする。

2.btcan.dbはSQLiteのデータです。
SQLiteよりCSVデータを取り出しますが、SQLiteをインストールしてコマンドラインで操作して・・・っていうのでも良かったのですが、今回は簡便なwindows上でGUI操作が可能な、PupSQLiteを使用します。(zipを展開するだけでインストール不要)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pupsqlite/

3.PupSQLiteを起動します。



4.[開く]より、btcan.dbを開きます。


5.テーブル一覧が出てきます。


6.上部[エクスポート]より SECLOG テーブルを書き出します。


7.保存するフォルダを選びます。


8.SECLOGは約1秒ごとに1行のデータを吐き出しますので時間がかかります。

9.保存が完了したら[保存しました]メッセージが出ますので、okを押しPupSQLiteを終了します。



10.できあがったCSVファイルをEXCEL等で開きます。

(GPSデータは黒塗りしてあります)
データが大きくなりすぎると読み込めなくなったりするので、時々バックアップしてスマホ内のbtcan.dbファイルは小さくしておいた方が良いと思います。(EXCEL等で開けなくなります。)


TIMESTAMPを時刻に変換出来れば良いのですが、PupSQLiteがおかしいのか負の数が出たりするのでうまく変換できませんが、データ間隔が約1秒ということで相対的なグラフは書けるようになりました。


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初期作成:2020-07-30 14:09:29
最終更新:2020-07-30 18:30:42