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2020年09月29日

ユーザー車検2020


10月20日が車検の期限なので、ユーザー車検を受けてきました。
(本来は9月21日の予定だったのですが、先般の追突で延ばしました。)


あらかじめ書類を用意・作成しておきます。
・車検証の原本
・納税証明書(手元に無い場合は、市役所で無料で発行してもらえます)
・継続検査申請書(協会のページから入手可能adobe reader(無料)で編集可能なpdfになっているので便利です)
・重量税納付書協会のページから入手可能
・軽自動車検査票(検査協会でしか入手できませんのであらかじめ入手しておくか当日作っても良いと思います)
・自賠責保険の証明書(自賠責保険は板金をしてもらった板金屋さんで加入しておきました。)
・点検整備記録簿(用紙は普通車の陸運局で入手しました。軽自動車検査協会で入手可能かどうかは判りません)
・認め印



まずはテスター屋さんへ
(テスター屋さんなんか不要という方もおられますが、サイドスリップやヘッドライト光軸調整(特にi・i-MiEVは調整が難しいそうです)などは測定機器が無いとダメなので、そのための保険料として行った方が良いと思います)
自賠責保険もテスター屋さんで加入できます。(もちろん、普段使っているディーラーでも問題なく加入できますが)

スピード測定で40km/hまで出すのですが、トラクションコントロールがかかるので15km/hぐらいで頭打ちに・・・。トラクションコントロールボタン(ASC)を長押しで切るとスピードが出ました。(あわてるとなかなかうまくいかないですよね)
ただ、ガソリン車と違い、エンジン音や振動が無いので無意識のうちにスピードが出てしまいます。(アクセルコントロールものすごく難しいです・・・本検査のところでも書きましたが、Ecoモードにすると調整がしやすいです。)

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テスター屋をあとにして、検査場へ向かいます。

まずは、重量税を納付します。あらかじめ次回自動車重量税額照会サービス で車体番号を入力すれば納付する重量税額が出ますので調べておきます。i-MiEVは減税されて5000円ですが、普通のガソリン車の金額である6600円と請求される可能性もあるらしいので次回自動車重量税額照会サービスを印刷していった方がトラブル少ないと思います。

次に、検査手数料を払います。持ちこみ検査なので、1400円です。

その次に、全部の書類を提出します。ユーザー車検の窓口があるのでそこに相談すれば大丈夫です(最初、通常の相談コーナーに行ってしまいました)

いよいよラインに入ります。
外観検査ですが、一致性を確認するために車体番号の確認が入ります。
フロントエンジン車だとボンネットを開けたところにあるのですが、i・i-MiEVはボンネットをあけたところにはありません。
最初コーションプレート(助手席側ドアのところにあるプレート)だと思っていたのですが、それではありません。



トランク内、のパンタジャッキを格納する場所を開けると下側に刻印されています。


外観検査が終わったらラインに入ります。



排気ガスはもちろん検査する必要がありません。(マフラー無いので検査できません)
外観検査のときに職権ではんこを押してもらえるので検査せずに待ちます。

次いで、サイドスリップのライン、速度、ブレーキ(フットブレーキ、サイドブレーキ)の検査装置へと行きます。
先のテスター屋さんで失敗したので、「トラクションコントロール(ASC)オフ」と「セレクタレバーはDではなくEco」にします。Ecoで慎重にするとDの時のように急な加速をしないので調整がしやすくなります。

その次は下回りの検査です。
いままで普通乗用車ばかりだったのですが、普通乗用車の場合、検査員が地下のピットに入って検査してくれますが、軽自動車の場合、自動車がリフトのように持ち上げられて検査されます。(岐阜の検査場の場合ですので他では違うかもしれません)
ハンドルを左右に動かしてという指示があるので指示に従います。




(サイドスリップ試験が終わったところです。前の車はスピード&ブレーキテスタで試験中、右奥の車は下回り検査でリフトにより車両が持ち上げられてます)



終了すると書類にはんこを押してもらい、事務所のユーザー車検の窓口に戻ります。
ほどなくしてステッカーと新しい車検証類がもらえます。

今回は、特に問題なく合格しました。

お約束ですが、車検合格したからといって、二年間無整備で乗れるわけではないので、必要に応じて整備もしていきたいと思います。

車検証のカード化が再来年に来るので認証工場にはカードリーダーの設置が義務化、サポカーのエーミング問題(いわゆるアイサイトみたいなものはi-MiEVには着いてませんので関係ないですが)、OBD車検(2021年10月製作以降の車両の継続検査なので、これもi-MiEVには関係ないですが)等の問題があり、そのときに代行車検やユーザー車検が規制される?っていう噂を聞きましたので、数年後に同じように車検が受けられるかは判らないことになってますが・・・。
車検 i-MiEV

この記事のコメント
2020年9月29日 22:29
私のアイ・ミーブは、保証の延長を目的に三菱販売店で2回車検を受けてきましたが、駆動用電池の容量保証以外は全て終わってしまうので、次回はユーザー車検を受験するつもりです。
シャリオではユーザー車検を複数回経験していますが、軽自動車は未経験です。
普通車と軽自動車、エンジン車とEVで色々と違うみたいですね。
良ければ今回のユーザー車検で支払った金額をそれぞれ教えて頂けませんか?
コメントへの返答
2022年10月5日 14:30
今回の総費用
(2022に引用され誤解があったので削除いたしました。)
自賠責 *****(毎年変わる)
整備記録簿 **
テスター屋 ****
重量税 ****
検査手数料 ****
==============
合計 *****

行き帰りの電気代などは含んでませんがこんなところです。

検査の用紙は昔は有料でしたが現在は無料でもらえるようになりました(余談ですが、普通車も無料になりました)

・重量税を払いすぎないように注意する
・速度検査のときにはトラクションコントロールは切りecoモードで走る
・排ガス検査の職権はんこがちゃんと押されてるか確認

これだけ注意すればガソリン車とそう変わらない気がします。
初期作成:2020-09-29 20:56:08
最終更新:2022-09-27 10:36:56