前回からの続きです。
年末ギリギリで部品発注をしてもらったので年内に治るかどうか判らないといわれましたが、営業最終日1日前に修理完了しました。
(別にメインのガソリン車があるので、足がない…って訳じゃないですし、この頃はi-MiEVに乗っていても寒いし、航続距離も短くなっているのでガソリン車の出番が多いです)
見立て通り、ETACSの故障でした。
ただ、何故壊れたのか?っていうのが気になったので、壊れたユニットをもらってきて検証してみます。
まずは蓋をはずします。
ほんのり焦げ臭い匂いがします。
リレーがいっぱい林立しているので、リレー??って思いましたが、
解説書の記述の通り、電子化されているはずですので、調べていきます。
焦げているICを発見。
回路図を頼りに追って調べてみたところこの焦げているICで当たりでした。
こんな小さなフラットパッケージで、36V 60A流せて、電流検知付きのIC(終段はMOSFET)だそうです。
リレーボックスで10Aのヒューズが入っているのですが何故切れなかったのか?とか疑問は残ります。
静電気とか(そのあたりの保護回路はバリスタが1個入っているだけ)で壊れてONしっぱなしだとあり得ますが、やはりハザードはハードシーケンスで保護というようなことはなさそうでした・・・
今回の私の車体がレアケースだと思いたいです。
(こわれた前例をあまり見ないエアコンが壊れているので、何か起こりそうな気はしないでもないですが・・・)