前回
(前振り)
朝乗ったときに、室内が何か臭いのでなんでかなぁ・・?と思いつつ積みっぱなしのモノに生ものが無かったかどうかチェックするも何も無し。
前日は雨も降ってないのでカビ臭いわけでもなく、化粧品だか芳香剤か何かがこの暑さでパンクした?と思ったのですが、そのようなモノは元々積んでおらず、DIY配線が焦げた(匂いが違うんだよなぁと思いつつ)とも思ったのですが、原因不明のまま、DIY配線を確認して絶縁強化だけしてその場はそのままにしておきました。
(本題)
夕方、車のモノを下ろそうとするとキーレスが反応しない。
レスキューキーで解錠してみると室内灯が付かない。
当然、車両をONにしてもうんともすんとも言わない、200V充電を行おうとしても動かない。。
バッテリー上がりでは無いかと思い、テスターでバッテリー電圧を測ろうとしたら。。。
バッテリー上面の注水口から盛大にバッテリー液が吹いてました。

(写真は次の日に取り外してからです)
真ん中のセルを中心にバッテリー液が全然無くなってました。
原因の推測としては、
1.バッテリー液が蒸発で減少したところでバッテリーの能力が限界以下となりバッテリー電圧低下、車載充電器はさらに充電しようとして液(ガス)が噴出
2.車載充電器の故障で充電電流がゼロとならずどんどんバッテリーを充電して液(ガス)が噴出
の2つが考えられます。
原因は1番(であってほしいと)と考えて新しくバッテリーを購入。
パナソニックの40B19LとBOSCHのPS40B19L(充電制御対応)が同じ金額だったのでBOSCHを購入して交換。
(ちなみに、充電制御車で非充電制御バッテリーを使うとバッテリーが早期劣化するので非推奨ですが、非充電制御車に充電制御対応バッテリーを使うことは(バッテリー価格が高い以外の)問題は特にありません。
(EVはセルモーターなどの電力を大きく消費する補機は基本的に存在しないのと、(燃費のための)充電制御する必要が無い(駆動用バッテリーから必要なときに必要なだけ充電を行う)ので高価な充電制御バッテリーを使う必要はありません)
原因の2番の可能性として直流対応のクランプメータで時折計測して初期充電が終わった後に電流が下がることや車両をOFFにして電流が放電側にむくことを確認。
前振りの室内の異臭はバッテリー液が噴出するときに出るガスが硫黄のような匂いがするらしくその臭いが外気導入口より流入して室内が臭くなっていたという結論としました。
今回は遠出の3日後でしたが、遠出中に起こらなくて危機一髪でした。
原因として、全体的にバッテリー液量が少ないので事前に防げたアクシデントだったと思います。今後は定期的な点検とともに、遠出の前はバッテリーの点検も欠かさずにするようにします。